症例の紹介

【頭痛】症例6:雨や飲酒後に強くなる慢性頭痛

DATA

患者: 男性 31歳 宝塚市
来院: 2017年4月
鍼灸の経験: なし

症状の特徴と経過

小学生から慢性頭痛があり頻度は平均週1~2回、前頭部~側頭部にかけてズキズキした痛みが1日中続くときもある。特に雨が降ったとき、飲酒後酔いが冷める頃に強くなる。頭痛が出れば痛み止めを飲んでやり過ごすことが習慣になっていたので生涯付き合っていくものと諦めていたが、以前から同じ宝塚市の自営業者として交流があった当院にどんな治療が受けられるのかという興味もあり来院。

後藤拓馬さん症例イラスト

治療の内容と経過

お身体を確認すると、右に2ヶ所、左に1ヶ所、頭痛特有の緊張が首に感じられた。

首に対して、お尻のツボに鍼をおこなう。緊張がほどけ首の回旋可動域が大幅に広がったことを確認。
右足に鍼を加えると側屈の可動域も広がり首に解放感が得られる。
首前の緊張には背中のツボを使い、右側の調整を終える。左側の顎関節症特有の緊張に向けて、手と背中のツボを使い仕上げた。2本の鍼で顎のクリック音が軽減。

【2診目】大雨の日、頭痛が起きるのを危惧されていたが調子が良かった。
1ヶ月後の再来院時、前回施術から頭痛がかなり減ったと報告を受ける。
頭痛は1ヶ月間で雨の日に2回起きたが、頭痛薬も飲まず程度も軽かった。
首を確認すると緊張が右だけに偏り動きの変化もみられたため、方針は変えず右側を中心に施術。

1ヶ月後、前回施術後から梅雨入りした後も1度も頭痛は出現していないとのこと。

同時に治療した症状 顎関節症
使用した主なツボ 地点R、懸鐘R、T4(4)R、養老L

考察

首前(胸鎖乳突筋)の緊張が強く、お尻と背中からアプローチした結果2本の鍼が解決してくれた。
身体はほんの僅かなきっかけで大きく変わることを改めて認識できた症例である。

患者様の声