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鍼灸師がみた!大人の大学「サーカス!」の魅力(前編)

2018-03-07

2月の運を使い切った整理番号1番

 

「面白い先生」しかいなくて、「楽しいデザインの教室」がある学校を作ろうと、西野亮廣(キングコング)さんが発案した世界一楽しい学校「サーカス!」に、行ってきました。(H.30.3.3)

通算3回目の開催で、場所は品川プリンセスホテル クラブex。

 

本来であれば大阪開催を願うしかないのですが、毎月東京で研鑽している呼吸・整体勉強会の前日ということで、これはチャンスと応募を決意しました。

 

東京に住む友人夫婦2組も誘って5人で参加予定で、チケットの全権は任せてと引き受けましたが、先行予約の結果は1枚しか取れず、誘っておきながら自分しか参加できないという大変申し訳ない結果となりました。

 

一般発売は10秒で完売したプレミアムチケット。先行予約で確保していた発券番号がまさかの1番!

これはもう開き直って、友人夫婦2組には終演後合流して本番さながらのプレゼンをおこなうことで、許してもらおうと決めました。(実際は2組とも仏の夫婦ですので、楽しんできて!と温かいお言葉をいただきました)

 

ここからは実際に公演を鑑賞し、「サーカス!」の壇上に立った5人の講師陣のメッセージを自分の考察と共に、3回に渡ってフラッシュバックしていきたいと思います。

 

 

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藤原和博さん(奈良一条高校校長)

 

「自分プレゼン術〜究極技の伝授」

 

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初対面の相手の記憶にいかに残るか。

 

そのために必要なことは「つかみ」と「相手との共通点を見つける」ことでした。

 

藤原先生のつかみは、顔という資産を使ったさだまさしエピソード。
僕も著者の本を読んで、パターンを知っていながらも改めて大爆笑です。

 

共通点はプラスとマイナスモード両方の共通点があった方が、相手との関係が深まるということ。

コミュニケーションが大切としきりに叫ばれますが、そもそもコミュニケーションとは?

 

共有すること→相手と自分を理解し合うこと

 

脳と脳を繋げるのがコミュニケーション

 

印象深い言葉です。

 

【考察】

ビジネスシーンでは初対面の方になかなか聞けないマイナスの側面を、鍼灸師はある意味簡単に聞けてしまう。
様々な症状で来院される患者さんと、毎回マイナスの共通点が見つかってしまうというのは、身体を診る職業柄健全とはいえない。

 

だからこそ、相手を理解しようとする姿勢が大切だと感じる。
そのために知識やテクニカルな部分を磨くわけで、自己満足の世界には個人的に入りたくない。

 

昨年足首を初めて2度強の捻挫をしたとき、やってしまった感と同時にこれで捻挫の患者さんの気持ちが理解できるとも思ったことは、今のところ健全に仕事ができているとも言えそうである。

 

つかみに関しては幸い、顔はいのっち、名前は紅露と資産が豊富である。
しかし自分を卑下する言い回しが、案外いのっちからは見つからない。

 

大沢たかおを夢見るいのっち

 

これはいのっちに対して失礼な気もするので、少し卑下できる良い案があればアドバイス頂きたい。

 

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村本大輔さん(ウーマンラッシュアワー)

 

「その時!」

 

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The MANZAIで時事ネタを披露してから、何かと話題の村本さん。
話す内容は壇上に立ってから考えるということで、タイトルに意味はないそうです。

 

伝えたかったことは、世のなかに愚問はないということ。

 

内村航平選手が金メダルを取った記者会見で起きた、意外なライバルたちのアクションを例に挙げたお話は大変分かりやすかったです。

 

優勝にケチつける記者に「無駄な質問だ」

 

賛否両論あった時事ネタ漫才ですが、元々は沖縄や熊本でその土地の時事ネタを披露し現地の方に大変喜ばれたことがキッカケで、必ず沖縄や熊本の問題をゴールデンで言うと宣言していたようです。

ゴールデンを見た当事者の方たちの感動は、私には計り知れません。

 

「朝まで生テレビ」の大炎上と絡めたエピソードにも印象的な言葉が散りばめられていました。
・有識者には勉強不足と思われるような質問でも、視聴者目線を考えると自分がすべきだと考えた

 

・おさらいするときにこそヒントが隠されている。

 

・全ての事柄は必ず何かに繋がる

 

・一番駄目なのは、場の雰囲気に合わせて知った顔をすること

 

実際に年明け、学校の授業で「沖縄は中国のものだったんでしょ?」という村本さんの発言に対して、先生が言及し子供たちが非常に興味を持ったそうです。

愚問はない、必ず何かに繋がるという良い例です。

 

最後には昨日まで語学留学で1ヶ月間、渡米していたエピソードを披露。

 

アメリカで宗教ネタで笑いを取るスタンドアップコメディアンであるジョージ・カーリンに憧れ、アジア人として自分たちを卑下せずに笑いをとりたい想いで勉強を始め、5ヶ月前はbe動詞すら分からなかった状態から、現地で実際に披露した英語でのショーを披露してくれました。

 

内容は差し控えますが、会場は最後大爆笑で包まれましたとさ。

 

西野さん曰く、村本さんはキュートな天然記念物芸人。まさにその通りだと感じた熱い真っ直ぐな40分でした(持ち時間約20分オーバー)

 

ここで西野さんがお客さんのファインプレーを秀逸に拾い上げます。
褒めどころを細かく見つけ、お客さんを気持ちよく乗せる極意を見せつけられました。
そのお話は次々回の後編で。

 

【考察】

拾い上げたいポイントは、朝まで生テレビの炎上ポイントである。

 

憲法9条や専門用語など、有識者のなかでは知ってて当たり前と思われる内容も、まだまだ理解している人は少ないのが現実である。

 

実際に村本さんが、有識者たちに言われた「国賊」「非武装中立」などの、現代において普通に生きていれば一生言われることはないであろう言葉は、私もメモりながら漢字が全く出てこずあたふたした。

 

村本さんも「非武装中立」という言葉を浴びせられたが、実際には理解できていなかったとステージ上で正直に言ってのけた姿は非常にお茶目で潔かった。

 

鍼灸も同様、様々な症状で困り行き場のない人達に向けてるつもりが、結局は自分目線で発信をしていないか?

 

最近は特に問うようにしている。

 

ここで私が所属する整動協会の自慢を少し。

 

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整動協会に所属するメンバーは代表と役員を中心に、とにかく患者さん目線で客観的に物事を捉える視点がブレない。

 

鍼灸がなぜ現代に普及しないか?

 

様々な利権が絡んでいることは事実だが、そもそも「鍼灸は効果がある」と認識している日本人が圧倒的に少ないことが挙げられると栗原代表は唱える。

 

治療院を探すポータブルサイト(エキテン・しんきゅうコンパス・ヘルモア・からだリフレ等)は数多くあるが、皆そこの視点が抜けた状態で口コミを中心としたページでどこの院が良いですか?と選択させている。
鍼灸の受診率は全国民の6%といわれ、治療業界に幅を広げてもせいぜい10%前後。この少ない割合を無数の治療院で取り合っているのが現状である。

 

鍼灸に効果があると認識していない94%の人が、どこの鍼灸院に行けば良いか?など考える日はこれからも永遠に来ないだろう。

 

整動協会がおこなう、まずは「鍼灸は効果がある」ことを知ってもらう前提での発信や取り組みはこれからの鍼灸業界を大きく変えていくと信じている。

 

その一つが去年末から北海道帯広でおこなわれている「鍼灸を科学で証明する」取り組みであり、明日私も現地に足を運ぶ予定である。

 

何でもかんでも鍼灸が良いという発信をしたいわけではなく、患者さんの選択肢を増やしたい。その想いを大小の差は当然あれど全国各地の皆が抱えながら動いている。

 

公演当日、西野さんがしきりに周囲の人間を最高だと話していた。

 

私も分からないことを分からないと素直に言える、整動協会と呼吸・整体勉強会にご縁を頂き、仲間と切磋琢磨できているこの現状は幸せこの上ないと感じる。

 

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