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便秘症の要因と施術方針①

2016-02-13

本格的な冷え込みが続く毎日、最近患者様の中で、多いと感じるのが便秘・下痢などの胃腸症状。
最近では、「腸活」という言葉もブームになっていますね。

 

以前好評でした不眠症シリーズ同様、胃腸症状も他の症状と合わせて見られる場合が多いため、まずは「便秘症」について当院の考える施術方針をご紹介致します。

 

「便秘症」は女性に多く、ある健康食品メーカーの統計によれば、5割近くが軽重度合わせて悩まされているようです。

 

便通は身体の老廃物を排除する役目をしており、部屋を毎日掃除しなければゴミが溜まって汚くなるのと同様に、便通が滞れば老廃物がどんどん溜まり、色々な病気を引き起こす元になります。

 

「便秘」を軽く考えず快便は快食・快眠同様、健康を維持するために必要不可欠だとこのブログによって認識頂ければ幸いです。

 

 

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要因に入る前にまず、便通はどの様にしておこなわれるのか?

 

その答えは腸管の動きが関連します。

 

胃・小腸・大腸の本質は「通」であり一時的に貯留はするにしても、物を通過させることにその機能的役割があります。

飲食物で胃が充満し小腸・大腸と下降する過程で胃は空虚となり、大腸が充満する時には胃は空であるべきです。
空と実が胃と大腸で交互に繰り返すこと、胃腸の気が順調に流れることがお互いに関連し合っています。

 

このように実と空を入れ替えながら、上から下、口腔から肛門へと一方向に下降する動きを示しているのが消化管の機能であると総括できます。
一方向に動くことを支えているのがいわゆる目には見えない「気」というものです。

 

前回同様、前置きが長くなりましたが次回、分類分けの1つ目は「気と便通」。
「気」という言葉に苦手意識を持たないでくださいね。

 

≪参考文献≫
「関西系統中医学講座」
「「証」の診方・治し方」 東洋学術出版社