症例の紹介

【頭痛】症例7:毎年夏に悪化するコメカミ頭痛

DATA

患者 女性 40歳 伊丹市
来院 2018年7月
来院ペース 週1回程度
通院回数 8回

症状の特徴と経過

10年前の2人目出産後から、頭痛と胃痛が頻繁に続くようになる。
季節によって出る頻度が変わり特に夏は毎年寝込んでしまう程、頭が痛い。

今年も1ヶ月前から毎日頭痛が続くようになり、胃薬と頭痛薬、安定剤のセルシン錠を服用していた。
そんなとき息子が通う接骨院の先生に当院を勧められる。
効果があるといわれるあらゆる治療をやってきたが、鍼灸治療は受けたことがないのでこれを機に来院。

 

頭痛7

 

治療の内容と経過

背中の緊張、お腹のバランスを整えることを施術の方針とした。
頭に鍼をおこなうことで、お腹・首回りの緊張が緩和。膝裏のツボに鍼をすることで、腰〜背中〜首が緩まる。

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最後に手足のツボで、胃の緊張・下腹部の硬さの緩和を確認して仕上げた。
施術後、久しぶりに頭と胃がスッキリした感覚を得てもらう。

2診目、前回施術翌日から発熱+下痢。その後、左首の筋が突っ張る。身体が治っていくための反応とお伝えする。うなじの緊張を緩和させるため、仙骨のツボを使うことで緩んだ感覚を共有。
3診目、頭痛消失によって頭痛薬の服用をストップ。首のコリと胃のシクシクが残る。
6診目、毎食後飲んでいた胃薬を忘れることが増えた。(3→1回/日)
8診目、5年続けて寝込んでいた夏だったが、今年は薬の服用を必要としなくなり寝込まずに過ごすことができた。

他にも症状が残っているので、引き続き治療を隔週で続ける予定である。

同時に治療した症状 胃痛
使用した主なツボ 百会、陰谷RL、腸鳴L、四瀆R、三陰交L

考察

画像からも分かる通り身体の可動域が極端に小さくなり、動きの選択肢がほとんどない状態だった。
初診で骨格調整と内臓調整から動きの選択肢が増えたことで、身体の緊張が緩和し、初診後の発熱・下痢に繋がった。
頭痛、胃痛共に痛む場所にばかり目を向けがちだが、身体を動かせるように、呼吸がしやすいようにとシンプルに働きかけたことで、改善の糸口が掴めたと考える。

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