症例の紹介

【めまい】症例3:ゆらゆらとフワフワの混合型めまい

DATA

患者 女性 15歳 川辺郡猪名川町
来院 2018年4月
来院ペース 週1回程度
通院回数 12回

症状の特徴と経過

緊張したときに「ゆらゆら」と「ふわふわ」揺れるめまいがあり、外に出るのが不安。背中も常に突っ張った感じがあり、嘔吐・恐怖感がある。
寒暖差や季節の変わり目に特に症状がきつくなっていたので、お母さまが「何とかしてあげたい」とインターネットで「めまい 治療」と検索をかけ、ポータブルサイトの1番上位に表示された当院のページと口コミを見て来院。

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治療の内容と経過

首の緊張と横隔膜の解放を施術の方針とした。
両膝裏のツボに鍼をおこなうと、首〜背中にかけての緊張が緩和。お腹の緊張に対して足のツボを使い、首の緊張に対して内くるぶしのツボを使って仕上げた。
力が入りづらい、脱力感を得ると同時に右肩が挙げやすくなる。

2診目、「足首のむくみがなくなり、視野が明るい、食べ物が美味しい。」まだゆらゆらしためまいはきついので同様の施術。
4診目、外出してもほぼめまいがなくなる。
5診目、遠方に外出してみた翌日にふわふわしためまいが出現。目に水が溜まっている感じ。
9診目、「笑ったときの声が出るようになり、食欲も出ている。めまいは、時間・日数共に減ってきた。」
12診目、めまいがほぼなくなり、身体に対する気付きを冷静に捉えられるようになっている。

現在は月1回の呼吸養生塾で、身体と対話する感覚を学びながら、自分で自分の身体を調整している。

同時に治療した症状 感覚異常、背部痛
使用した主なツボ 陰谷RL、外丘R、大鐘R、外谷R、腸鳴L

考察

4本までに留めた鍼でも、施術が終わるごとに重だるい脱力感を感じていた。これは患者さんの現状を示唆している。
重いと感じる場合は、「楽」「軽い」というのが、地に足がついていない、ふわふわした感じであることが多い。
「軽い」と感じる基準が、安定・鎮静ではなく、興奮・高揚であるともいえる。
この感覚基準を勘違いと素直に捉えて現状を変えようと取り組んでくれたことが、めまい改善の大きな要因であった。

患者様の声