症例の紹介

【頭痛】症例3:後頭部~コメカミ痛

DATA

患者: 女性 30 代 宝塚市
来院: 2016年6月
鍼灸の経験: あり

症状の特徴と経過

3月後半にこじらす風邪を続けて2回、5月下旬には自身でおこなう事業に加え空き時間に掛け持ちで新たな仕事を始めたため、疲労困憊。
現在、身体が温まらない・集中力が低下し常に眠い・後頭部からコメカミにかけてのバンド型の締めつけられる頭痛が続き、以前から疲労がピークに達した際に来院される当院へ。
漢方を服用中(補気升陽散:身体の弱りを温めながら補うお薬)

治療の内容と経過

掛け持ちの仕事の姿勢が特徴的で常に左手に電話、右手にペンを持った状態の為、背骨と股関節の柔軟性の低下が疑われる。また、空調が直接当たる位置での座り仕事から以前からのお身体が冷え弱りやすい体質に拍車を掛け、温まらない・常に眠い各症状が起こると考察。

冷えに対しては胃腸と腎臓を温める温灸をお腹・膝・足首にする事で、舌の赤みの回復・引き締まる、沈んでいた脈が浮いてくるのを確認。
柔軟性の低下に関しては、背骨と大腿骨(太ももの骨)を繋ぐ大腰筋と肩甲骨に着目し、手に1本、胸・腰の背骨に 2本ずつ鍼をおこなう事で首の左右前後の動きが改善され、同時に頭痛消失。

【2鍼目】1ヶ月半後、再度首の痛み・お腹の冷えと食欲の低下がみられたが動きの改善を主とする事でその晩、食欲が湧きご飯を美味しく食べられたとのご報告。

同時に治療した症状 首痛、腰痛
使用した主なツボ 列缺 L、T4(1)L、T12 L、L2 R、中脘

考察

身体の流れだけを意識していた時は、弱りを補う事で冷えや食欲の低下を改善しようと考えていた。
身体の連動性を意識し始めてからは、動きを整える事で流れも一緒に調整出来る事が分かり積極的な施術は患者さんの治癒力をより一層高める事が可能である。

患者様の声

宝塚市 女性

ギリギリまで頑張ってしまった重たい疲れや急性の痛みまで、気軽にお世話になりやすい所です。
先生自身がハリの痛みが苦手との事で、痛くないようにハリをしてくれます。
いつもありがとうございます。大変助かっております。
【エキテンレビューより】