症例の紹介

【突発性難聴・耳鳴り】症例3:朝方強くなる高音の耳鳴り

DATA

患者: 男性 44歳 西宮市
来院: 2017年7月
鍼灸の経験: なし

症状の特徴と経過

仕事のストレスが蓄積した3週間前の朝、右耳に「キーン」と高音の耳鳴りが鳴りだす。
耳鼻科を受診すると「突発性難聴からくる耳鳴り」と診断。
1週間、ステロイドとビタミンB12、抗めまい薬を処方され服用。
数値上の変化はみられたので病院での治療を終えたが、耳鳴りが治まらず仕事を休んでいる。
3日後会社の専属ドクターに仕事復帰できるかを判断される予定のため、「どうにかしたい」と当院HPの突発性難聴・耳鳴りの記事を見て来院。
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治療の内容と経過

「朝方特に音が大きい」、鼻炎症状、「口を開けるときコメカミ全体が痛い」ことから、首とアゴの動きを良くすることを目的とした。
右耳下の筋肉を対象にお尻のツボを使うと、対象の筋肉がほどける。
お腹・肩の緊張には手足のツボを使いお腹が緩まったことを確認。
最後に耳鳴りと関係の深い肩の硬結に対して手の甲に鍼をおこない仕上げた。

施術翌朝、「耳鳴りがなかった」ことを確認。
2診目、程度も10→4に減少。薬の副作用と3週間動いていないことによるガスの臭いの方が気になるように。ガスを考慮したお腹の治療を中心におこなう。
病院の聴力再検査では、数値も高音が正常値まで回復(35db→25db)
ガスの回数も減り鼻の通りも良くなっている。

専属ドクターの診断で4日後の仕事復帰が決まる。
4診目、耳鳴りの経過も順調で、朝の耳鳴りも消失。
たまに耳の奥がズキッとする感覚があるが心配していない。
ガス・鼻炎症状も消失したため、ご卒業頂く。

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同時に治療した症状 鼻炎、ガス症状
使用した主なツボ 地天R、胞肓R、曲池R、太衝R、中渚R、上巨虚R

考察

発症から1ヶ月以内に鍼灸施術を選択してくれたことがすみやかな改善に繋がった大きな要因である。
突発性難聴・耳鳴りには特有の首肩の緊張があり、それが身体のどこから引き起こされているのかをこちらが的確にアプローチできれば、身体と共にメンタルも自然と変わっていく。

患者様の声