症例の紹介

【突発性難聴・耳鳴り】症例7:高音の耳鳴りと1m先の会話が聞こえない難聴

DATA

患者: 男性 37歳 西宮市
来院: 2018年2月
鍼灸の経験: なし

症状の特徴と経過

1ヶ月前仕事終わりに突然「ピー」という高音の耳鳴りが聞こえるようになり、帰宅後家族との会話が聞きづらくなっていた。
翌日すぐに耳鼻科に行き、1週間分のステロイド薬とビタミン剤などが処方される。
その後1ヶ月間は、ビタミン剤とストミン(耳鳴りを治す薬)、黄連解毒湯(漢方)を服用するも変化はみられない。
医師から「生活に支障がない音域なので諦めましょうか。」と言われる。
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・1〜2m先にいる人の会話が聞こえない
・音楽が流れているところでの会話が難しい(できないに近い)
・「キーン」という高音の耳鳴りが続く

などの症状があり生活の支障に加え、職場の伝達も聞こえない状況のとき、知人に鍼のことを聞きネットで調べて突発性難聴・耳鳴り専門院の当院へ来院。

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治療の内容と経過

耳への血流を妨げる特徴的な肩・首の緊張が3ヶ所みられたので、お尻と足、手の甲のツボを順々に使って、対象の緊張が緩和していることを共有し施術を終える。耳鼻科に行きたくない意向を尊重し、薬服用もやめてもらう。

【2〜5診目】週2回
前回施術後、耳鳴りの音が「ピー」→「サー」に変わり、同僚の話し声も聞こえるようになり大幅に緩和したと感じる。
5診目終了後、耳の感覚が戻ってきた。

【6〜8診目】週1回
花粉症治療を加える。7診目終了後から突発性難聴・耳鳴りを発症してから、車でクラシックしか聞けなかったのが、好きなB’zの曲が快適に聞けるようになる。

【9〜12診目】週1回
多忙な仕事と花粉症の影響で両鼻が詰まり一時的に「キーン」と音が鳴り、調子が悪い日もあったが、施術を重ねることで花粉症も翌日に持ち越すことはなくなり、耳症状・花粉症共に日常に支障がないレベルに回復したため、ご卒業いただく。
現在は経過観察で、1〜2ヶ月に1回来院頂きお身体の状態を確認している。

同時に治療した症状 花粉症
使用した主なツボ ニノ臀R、地点R、光明R、曲池、上巨虚R

考察

突発性難聴・耳鳴りの原因で多いのが、お尻の緊張である。今回は花粉症の時期とも重なり、回復寸前で一時悪化することもあったが、積み重ねた治療は嘘をつかないことを証明できた症例である。

患者様の声