ブログ

鍼太郎の養生日記①〜術〜

2021-02-06

前回ブログにも書きましたが、呼吸・整体勉強会のFacebookページができました。

 

備忘録では、スクールに入門してから学んできたことを振り返っていますが、今現在進行形で体験したことや、実践していることも書いておこうと始めたのがこの養生日記です。

 

鍼灸院を訪れる方には、現在進行形の自己紹介として。

 

同業、異業種問わず、その道のプロや、呼吸に興味がある方には、呼吸・整体勉強会で学んでいる人間が、日々何を感じ、考え、判断し、選択しているかを知って頂く一つの機会となれば幸いです。

 

師の施術

 

先日初めて、の施術を受けさせて頂きました。

 

 

苦節3年半。
これは長期間、接点を持つことができるスクール生の特権ではないでしょうか。

 

既に数名、受けられた方に、話を聞こうとするのですが、生の声はどれも正直よくわかりません。

 

  • 過去の自分を忘れそう
  • 言葉では、うまく言い表せない
  • 変わり過ぎて、逆に何が変わったかわからない
  • 一番自分らしかった頃の自分に、戻った感じがする
  • 喜びや驚きはあまりなく、あーそうね、くらいの状態

 

どういうこと。って感じしませんか。笑

 

ただ一つ言えるのは、僕から見ても、施術を受けた方々は明らかに、前後で大きく変わっているんです。それも確実にいい方向へ。

 

それはご自身でもよくわかっている、でも言葉にできない。そんな感じのようです。

 

施術の内容は簡潔に言えば、行動制限の解除。
自分の中で、今最も必要で、準備ができているものが変わる。

 

つまりもう一歩、自分だけでは脱却し切れない殻を、施術によって打破してくれるというもの。

 

一度打破した殻は、ニ度と戻らないので、殻でもがいていたときの、記憶すら忘れてしまうことも多々あるそうで。

 

そんなことが、人の手で可能なのか。ワクワクしてしまいます。

 

ただこれと同じような体験をこの3年半、呼吸ワークや、直近ではトータルコンディショニングで実感し、他のスクール生や、自分のクライアントさんが変わっていく様を、間近で何度も見ているので、1mmも疑う余地はありません。

 

施術時間は、4時間半〜5時間。
え?と思いますよね。

 

相当に神経を使う施術であることは、容易に想像できますが、受け手からすると、あっという間の5時間でした。

 

ここでも大事にしてくれるのは、こちらの主体性です。

 

あくまでこちらが自分で決めて、発するその瞬間まで、待ち続けてくれる。

 

結局、自分が何かを打破するには、自分で感じ、考え、判断して、選択することでしか、なし得ることはできない。

 

この点をとことん尊重してくれる場所が、呼吸・整体勉強会であり、施術においてもやはり同じでした。

 

そして、自分にはどんな変化が起きたのか。

 

  • 自己肯定感が、より増した
  • 人と相対する構えが、明確に変わった
  • 間に対して、特別な感情を抱かなくなった
  • 声の覇気が増し、語尾を伸ばさないようになった

 

よくわかる、わからんは置いといて、現時点で、数年分の変化、効果を実感しています。

 

これが人と人とが関わることで得られる、本当の施術の価値なんだなと。

 

自分は毎回の施術で、人を感動させられているのか。
施術の基準が、また一つ底上げされる。そして人生観がアップデートされる、貴重な経験でした。

 

 

次回に続きます。