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病気や症状とは戦うものではない、という視点
2025-01-01
皆さま、あけましておめでとうございます。変わらず働かれている方もいると思いますが、そんな方々も含めて本年もよろしくお願いいたします。
先日情熱大陸でイチロー選手の回を拝見したのですが、約30年前阪神淡路大震災のときのオリックスのユニフォームには、“がんばろうKOBE”と書かれていました。
当時小学2年生でしたが、今このフレーズを見ても、グッとくるものがあります。
東日本大震災のときは“負けるな東北！がんばれ日本！”
コロナ禍は“コロナに負けるな！”
どちらもニュアンスは同じだと思うのですが、個人的には“がんばろう神戸”が好きです。
当院の根幹にある考えとして“病気や症状とは戦うものではない”があります。
ご自身が様々なことを抱えながら日々がんばって生きてきた中で、心と体が命を守るために起こした現象と戦うというのは過去の自分に対して、咎を生む行為ともいえます。
自分の心に咎を埋め込んだ分、治りにくい脳になっていきそれがまた自分を苦しめる。そんな人たちが世の中にはたくさんいることを僕は知っています。
これはその人がその人であり続けること。ご自身の人生を全うして欲しい。という自分の想いからかけ離れた世界であり、せめて自分を必要としてくださる方々には違う視点や選択肢があることを知ってもらいたい。
だからこそ‘’超えていく”と想いを込めた社名が“Over”です。
当院では今の自分を超えるための技術や選択肢を、できる限り用意しています。過去がどうであれ、今の自分が変われば未来の自分は変わります。
過去に苛まれるのではなく、過去を顧みながら未来に臨み今を生きる。
一人でやる、ではなく一緒に養生してていきましょう。
年始は9日（木）からの診療となります。
