特徴(方針編)
どのように良くなっていくかを共に考える
当院ではただ症状が改善すれば良いというわけではなく、どのように良くなっていくかを第一に考えています。
どのような施術や治療を受けるにしても、大切になるのは自分の現状を把握し、どのように良くなっていくかの道筋を自分自身で見据えられていることです。
例えると「自分は鍼治療を受ける」「鍼治療と呼吸レッスンを合わせてやっていきたい。」「呼吸レッスンを主として、鍼治療は自分でどうにもならなくなった時にお願いしたい。」といった、自分で考え、判断し、選択した上で施術に臨んでいただくことが、主体性が育つ礎となります。
当院では名患者を輩出する、というコンセプトが核としてあります。
お一人お一人が自分の人生を全うして欲しい。だからこそ、どのように良くなっていくか、というところを大切にしています。
治りやすい脳を育てる
症状が治りやすい方と治りにくい方の違いは、実は症状の重さではなく、その人の自分の身体を実態として把握する力、自分に起きた身体の変化を認識できるか、人から言われたことをそのまま一旦受け取れるかどうか、というのが重要な割合を占めます。
治りやすい方というのは、自分の身体の変化やよくなったところを探せる人でもあります。
逆にそうでない方というのは、変化した部分、変化していない部分をフェアに見ることができない、そして変化していない部分にフォーカスがいきやすい側面があります。
認識力は技術として身に付けられる部分であり、治りやすい脳は育てていけます。
何をしても良くならないと藁にもすがる思いで紅露養生院を訪れ、この視点に希望を感じて施術に臨み良くなっていった方が当院にはたくさんおられます。