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養生視点からみた秋の過ごし方
2025-10-02

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大人になり個人的に1年の中で最も好きな時期がこの10月です。
なぜだろう?と思っていたのですが、啓山易学を勉強する中で、運気として“収穫”の時期であること。
次の1年に向けて今年度培った結果を取りにいく時期とも重なり“実益”をみる資質をもつ自分にとっては「それは大事にしたい1ヶ月だよな」と改めて認識できた側面もあります。
身体感覚としても、適度に気が引き締まる感覚と外部環境が収束に向かう落ち着く感じも好きです。
この時期に心身を安定させておくことの恩恵は計り知れません。
逆にこのタイミングで心身がざわざわしている、日常がバタバタしていると感じられている方は、一度立ち止まることをオススメします。
患者さんには「今月は怠けていると感じるぐらいがちょうどいいですよ。」とお伝えしています。当院に来られるような方々で本当に怠けている人はいないので、少し手持ち無沙汰になるぐらいが健全です。
普段予定を詰め込み過ぎてしまう方にとっては、やる気が起きないと感じられることもあるはずです。
実はそれは秋にしかできない、普段背負いすぎている重荷を手放す良い機会となりますので、無理に空元気を出すのではなく、やる気が起きないまま一つ二つと予定を後回しにしてみると良いです。
その隙間時間を活かして、各自過ごした一年を振り返り、結果はどうあれ「自分、よくがんばったな」と一旦労いたい分だけ労う。そんな1ヶ月を過ごしながら、冬に向けて準備していきましょう。





