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体を起動する

2024-11-09

 

体を起動させるという視点は大切です。

 

何か体操やストレッチ、調整法をおこなう上で、〇〇の筋肉を伸ばす、〇〇の関節を動かして実感や効果を得る他に、普段使えていない筋肉・関節を起動させる、という意識で身体調整に臨むと、いつもと動きが変わります。

 

実は当院の施術においても対象の筋肉を直接緩めるより、使えてない部分を起動させる、その結果対象の筋肉が緩むというアプローチが大半です。症状が起きている部分に鍼をしない理由もここにあります。

 

体の中を起動させて外側を緩める術を持ち合わせておくと、局所をグリグリしたり過剰に筋肉をストレッチすることを手放せるかもしれません。

 

体を起動させる代表的な部位が、腸腰筋と下腹部です。

 

当院が毎月の自分で自分を整える術として推奨しているトータルコンディショニング(以下TC)ウィークでは、これらの筋肉を起動させる2つの動きを通して、体の中心感覚を育てていきます。

また11月、12月のグループレッスンでは、腹部疎通法という呼吸法を通してお腹の感覚を起動させることにフォーカスを当て、自分で自分の内臓を整える。体質改善において欠かせない、圧力をコントロールする術を身につけていきます。

 

TCは現代社会を生きる上での対策として位置付けられ、慢性的な運動不足に対応する筋肉・関節のアプローチが主となります。

 

一方、腹部疎通法は自然と共に生きる上で必須となる慢性的な酸欠状態、大きく変動する環境変化に対応する圧コントロールに最適です。

 

つまり日々を快適に生きる上で、腸腰筋と下腹部を起動させておくことは、必須項目となります。

 

寒い冬を我慢して乗り切る日々から、積極的に本格的な体づくりに臨む、4ヶ月間を過ごしませんか。

 

はり治療、呼吸レッスン、TCウィーク、啓山疫学鑑定どんな形でも大丈夫です。

 

皆さまが快適に春を迎えるための準備を、全力でサポートできれば幸いです。