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熱は冷ますものではなく、出していくもの
2025-07-31

日々来てくださっている方々とやり取りする中で、暑い暑いと言いながらも「昨年の夏より格段に動けています。」というフィードバックを数多く頂けています。
ではなぜこの暑さの中でも動けるようになっているのか。そこで今回は夏の養生についての視点を一つ共有いたします。
“熱は冷ますもの”、一般的な認識としてそんな印象があると思います。
ただ本来の身体にこもった熱の出し方は、“新たな熱を生み出すこと”にあります。
熱産生と熱排出の循環をいかに滞りなく回し続けるか。
その鍵が代謝(熱産生)に関わるインナーマッスルの手入れと、呼吸(汗)の質の向上です。
逆に熱やエネルギーが循環しないと身体の中は冷えます。
皮膚表面に熱がこもり、身体の中は冷えた状態でクーラーや冷感グッズで身体を冷やすことは、実は免疫機能の低下に繋がり、今流行りの感染症はこのような機序で発症していると考えられます。
夏のこもった熱は、冷ますものではなく出していくもの。
是非覚えておいてくださいね。





