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更新し続ける力
2月はコロナ感染者、もしくは濃厚接触者で予約をやむ終えずキャンセルされる方も多かったです。
今回のオミクロン株で、ようやくコロナウイルスを身近なものとして捉えた方も多いのではないでしょうか。
身近なものになったからこそ無用に恐れなくなった方も増え、ここはプラスに捉えています。
ただ個人としては、2年前から知人・友人の間での感染した話はよく耳にしていたこと。
当院でも、コロナウイルスの後遺症と訴えて来院される患者さんと数多く接してきたことから、常に身近な存在としてあり続けています。
感染された方々に等しくお伝えしているのは「感染症に対する注意を怠ったから、体調・生活習慣に気を付けていなかったから、感染したわけではない」ということです。
ここを見誤った結果「自分がちゃんとしていなかったからだ」と余計に負荷を背負い、苦しんでいる方々が後遺症と訴えて来院される方の大半でした。つまり直接的にウイルス感染による後遺症だった方は、僕の見る限りいないということです。
事実、後遺症を治すために体調が悪いなかワクチンを打ち、色々薬を飲み続けた結果どんどん身体が弱りこじれた状態で来院される方々も、当院で身体を整えるという当たり前の施術を受けることで、本来の自分を取り戻しています。
皆さん口を揃えて発する言葉は「コロナに感染してから一番身体が楽だと感じられました」です。
これは感染症に限った話ではないかもしれません。
コロナ禍において共有したい当院の想いはシンプルで、「自分のための判断・選択を、リアルタイムで更新しし続けて欲しい」です。
家族のため、子供のため、親のため、友人のため、道をすれ違う他人のため、社会のためではなく、自分のための選択です。
自分を更新させていかないと、相手も腐る
見出しの言葉は僕自身が常日頃から、大切にしている教訓です。
特に2019年辺りからはここをより強く意識し、行動し続け、今に至ります。
そろそろ誰かのため、ではなく、自分のための判断・選択をその都度してもいいのではないでしょうか。
3月4月は最も精神を崩しやすい時期です。春に体調を崩しやすいと感じている方も多いはずです。
身体の視点から見たときそこにはちゃんと理由があって、11月～2月までの寒い期間に背中が縮こまり、お腹（上腹部）が張った状態が続くから。
3月身体の状態・リズムを正回転に戻しておくことは、一年というサイクルでみたときにも非常に重要な意味をもちます。
誰もが当事者になる可能性があるオミクロン株だからこそ、感染後の無用なリスクを少しでも軽減する一助になればと、このコラムを書きました。
良い春を皆で迎えたいですね。今だからこそ変わらず、淡々とやっていきましょう。
今月もよろしくお願いいたします。
