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腰痛とは!?②2足歩行で歩く人間として生活している以上、腰痛とは常に隣り合わせであり宿命である

2016-06-09

前回までの内容はこちら

 

腰痛とは!?①こり・痛み・痺れの要因

 

今回は「腰が痛くなる要因」です。
副題が長くなってしまいましたが・・この要因を知った上で、日常生活やスポーツをおこなうだけでも腰痛が起こる確率は半減できます。是非、参考にしてくださいね。

 

②2足歩行で歩く人間として生活している以上、腰痛とは常に隣り合わせであり宿命である

 

 

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①身体的要因

ストレッチ・運動等の動的な肉体的アプローチが有効

 

正しい姿勢で立った時の腰椎への負担→≪1≫
座った時→≪1.4倍≫
デスクワーク等で、前かがみにならざるを得ない場合→≪1.85倍≫
重い荷物を運ぶ場合→≪2.2倍≫

 

「デスクワーカーやドライバー」
主に座り作業が続く人たちは、腰周りの筋肉が硬直し、血流が悪くなる事で痛みが生じやすい。
骨盤が徐々に後ろに傾き椎間板や椎間関節に過度の圧力がかかる事も腰痛の要因に。
それに付随して、猫背姿勢になりやすい。

 

「運送業者や農業者・美容師・看護師」

前かがみや中腰でいる事が多い人たちは、背中の筋肉が絶えず引き伸ばされ、腰椎のアーチが失われる事で腰痛を招く。

 

両者に共通する予防策は、定期的に立ち上がり、腰を伸ばしてあげることです。

 

心理的要因

不安要素を取り除き、カラダをストレスから解放する事が大切

 

腰痛を抱えた49%の方がストレスを自覚している統計が出ております。
一番の特効薬は、熟睡すること。
ストレス解消・熟睡が出来ない方は、一度ご相談ください。

 

環境的要因

①寒い日には首を温める。

 

寒い日は肩甲骨周りの筋肉が一つの物体となり、カラダは自ずと前傾姿勢になるため、前に倒れたカラダを支えようと支点である腰の筋肉が過度に使われ、腰痛が起きる。
そこで首周りを温めると血管は広がり、全身に血液が行き渡ります。

 

首の後ろにはエネルギーを燃やして体熱を作るいわば身体のヒーターが存在。
猫背姿勢によりこの働きが鈍ると、燃料を燃やせず、体温を上げることができません。
つまりこれを温めて活性化する事で、体温も基礎代謝も上昇するのです。→ダイエットにも効果的ですね。

 

②季節の変わり目・天候の悪い日
気圧が下がると胸郭が膨らみ、肋骨が上に上がったまま動かなる。
すると骨盤も同時に引き上げられた状態でロックされるため腹圧が低くなり、腰の防御力もガクッと落ちてぎっくり腰を起こしやすくなる。
そんなときは肋骨を動かすために、暖かい場所(出来れば)で「吐き」を意識した胸式呼吸をおこなうとよい。
※呼吸の間はお腹を凹ませておくこと。

 

③生理前

カラダを温め積極的に休息時間を取る事が大切

生理痛自体の根本改善はお気軽にご相談ください。

月経時に血液を体外に出そうと子宮が収縮する事で、鬱血により腰への痛みが出る。

 

※何故生理前に多いか?
子宮収縮は痛みの伝達物質である、プロスタグランジンによって起きると言われており、
このホルモンは月経前に増加するためです。

 

次回は改めて「なぜ支点である腰が痛くなりやすいのか?」です。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。