診療内容

喘息

あなたはこんな喘息症状で悩んでいませんか?

 

☑長年、季節の変わり目や疲労が溜まると咳が止まらなくなる

 

☑風邪をこじらせて肺炎になり、夜中の咳が止まらず眠れない

 

☑のどのイガイガ感を常に感じる

 

☑アレルギー性の咳喘息は、一生付き合っていかないといけないと言われとても不安である

 

☑気管が閉まるような息苦しさと恐怖で息が吸えなくなる

 

☑昼間の咳はマシだが、夕方から夜にかけて痰が引っ掛かり、大きな咳をすると息が吸えなくなる

 

☑深呼吸をすると肩甲骨に強い痛みを感じる

 

☑何度も病院に行くが、喘息発作がピタッと治まらない状態が数ヶ月続く

 

喘息とは?

 

喘息は「肺」を病位とするアレルギー疾患の中でも、一番奥深くに位置する症状です。

 

1F30F581-4A1A-4ED1-AFC6-462F8E10F6A9

 

したがって呼吸機能や気の生成と関わりが大きく、身体の内情に左右されやすい特徴があります。

喘息の本質は「呼気の流出困難」です。

 

息を肺から吐き出す際、何らかの抵抗力が吐く力を上回ると喘息になるのです。

 

1C7084A7-5AE1-47AE-89B1-0E1FA9242D5C

 

この「抵抗力」に立ち向かえる状態にお身体を変えていく事が、治療の本質となります。

当院では肺・胃腸・腎の病位を中心に呼吸(特に呼気)がしやすい状態にお身体を整えます。

 

なぜはり治療が効果的なのか?

 

先ほどお伝えした何らかの抵抗力は、肺周囲の首・肩・胸・背中・腰のコリが原因となる事が多いです。

 

薬でただ喘息を止めるだけでは気道や気管を塞ぐ原因の解決には繋がりません。

解決には周囲の特徴的なコリを緩める必要があり、そのコリをピンポイントで緩める効果的な術が触診や動作観察により導かれる厳選されたツボへの精度の高い鍼灸治療です。

 

肺は臓器の中で最も繊細で弱い臓器です。

 

2AF4EFFE-EE11-4498-8F97-A1B65FE00FC3

 

鍼刺激は繊細かつお身体に与える負担を最小限に調整する事が可能です。お身体の生理機能を整え、患者さんの治癒力の底上げを目指すきめ細やかな鍼灸治療は呼吸器疾患に強みがあります。

1089114

当院が考える喘息の主な原因

①腰痛

呼吸がしやすい状態を目指すためには腰痛治療が欠かせません。

②呼吸(腹力)

年齢を重ね運動の機会が減る事で、筋力の低下は誰もが実感する事です。

 

しかし、最も大切な事は日常生活でしっかり息が吸えて、吐けているか。無意識に息を止める様な動作・所作を繰り返していないか。という事です。

 

呼吸は肺や横隔膜だけでする訳では無く、お腹を使う事で全身に血流がいきわたります。
腹力が弱り姿勢が安定しない事で十分な呼吸が出来なくなる事も喘息の要因となります。

③過食(特に冷飲食)

肺に水分が多すぎると気道自体がせばまり、気管支の収縮にも繋がるため呼吸の妨げとなります。
特に冷飲食は水分代謝の悪化を招く一番の要因です。

④過労・ストレス

ストレスの影響が肺に及ぶと肺に熱がこもり、肺が乾く事で肺炎や気管支炎に容易に発展する恐れがあります。

⑤夜型生活

夜寝る事で成長ホルモンが分泌され身体は潤い養われます。
夜更かしは喘息やアレルギーを助長する大きな要因です。

治療方針

①身体の寒熱の調整

 

肺は冷えに対して非常に弱い臓器です。

クーラーや薄着・過労や冷飲食など現代では身体を冷やす原因がたくさんあり、様々な喘息の病因が形成されます。

 

□肺の機能自体の失調

□肺の弾力性の低下

□筋肉の緊張

□過剰な水分形成

 

特に温める方向への施術は患者さんの根本の力の底上げを目指すので、根気強く治療をおこなう一定の期間が必要です。

②肺や胃腸の燥湿の調整

3C4C3D4A-63B4-437A-B828-835C9C0FFD9D

 

肺は乾燥を嫌いますので、ある程度潤っている必要があります。ツボの性質を利用し適度な潤いある状態に整えます。

③ツボの作用で呼吸筋を強化する

 

当院では筋トレでは無く、ツボの効果を利用し呼吸筋を強くする鍼灸治療と、お身体の自然な動きを取り戻すための呼吸法をセルフケアではなく、養生法として患者さんと共有しながら強化していきます。

中期的な治療計画

241C7BF1-C870-4FAB-8B3C-0FCC9521B42A

 

喘息は、臓器の中でも繊細な肺の症状ですので回復には時間を要します。大まかな治療期間の目安は1~2ヶ月で、週1~2回の来院をご提案致します。

 

喘息は東洋医学の適応疾患の中でも特に強みがあります。

あなたがお身体を変えていきたいと思われるのであれば、試してみる価値は十分にあります。思案して、心が決まりましたら是非ご相談ください。

検査結果で客観的な判断を

D640613B-0CAB-4A33-8902-4B9834F3DE92

 

当院では呼吸機能検査などのグラフを参考に、病状を客観的に判断する事も大切と考えております。読み方や吸気量と呼気量の関係なども説明していきます。

鍼灸治療開始後は、2~4週間に1度のペースで症状の変化を照らし合わせながら治療を進めていきます。

 

【持参して頂くもの】

・検査結果が分かるもの

・おくすり手帳(薬の内容が分かるもの)

患者様の声

1089114

【~2019年】

喘息