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当院が考える「治る」基準

2021-03-01

 

タイトルの答えを先に言ってしまうと、「自分が大丈夫と思えるか」です。

 

病院の検査で判断される基準は、数値や画像診断。つまり「直っているか」

 

「治る」とは、今まで不安や苦痛を感じていた事象が、仮に再び起こっても、

 

「こんなときは休もう」
「これは、自分では対処出来なさそうだから、施術に行こう」

 

このように冷静に自己判断できるかだと捉えています。

 

当院は、常にここを見据えて施術をしております。

 

だから1回1回のやり取りも、トライアンドエラーの過程も大事にします。

 

改善した症状が再発しても、その人の捉え方をみて、「大丈夫ですよ」と伝えるときもあれば、「もう少し施術を続けてみませんか」と提案することもあります。

 

基準は、その人が本心から大丈夫と思えているかです。

 

そう考えると僕は、症状が治ることよりも、その人がその人であり続けてくれていることを、大事にしているようです。

 

当院を通じて、どんな社会情勢、症状を抱えていようとも、自分が自分でいられる自信を養っていって欲しいです。