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正しさから、実感を基準にする

2021-06-01

呼吸レッスンのときによくシェアする視点があります。

 

「何をやるかよりも、どのようにやるかが大事」

 

何をやるかという視点に立つと、正しいか正しくないか、合っているか間違っているかが基準となり、手順やポイントが、目的になります。

 

どのようにやるかという視点に立つと、どうしたらもっと楽にできるのか、快適にできるのかを探すようになり、心地よさ、快適さを実感することが、目的になります。

 

どちらがいい悪いではなく、そんな違いがあります。

 

どちらがいい悪いではないと言いつつも、後者の方が圧倒的に、変化や効果を実感できるスピードは早いです。

 

正しさを基準にすると、手順やポイントが増えることが自分にとって、挫ける材料や負荷になりやすいです。

 

実感を基準にできると、より楽に実践できる、快適になれることがわかるので、さらに知りたくなります。

 

もう「どちらがいい悪いではなく」という建前は抜きにして、後者の視点は必ず知っておいて欲しいです。

 

その上で、皆さまの選択を尊重できる場所でありたいです。