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当院が考える健康の定義
2021-05-01
「自分で感じ、考え、判断して、選択できるクリアな頭と、選択したことを行動に移せる身体を持ち合わせた状態。」
これは当院が考える健康の定義です。
CASE1
当院に3年半通う、クライアントさん。
とにかくお仕事が好きな方で、寝ても覚めても仕事三昧。平均睡眠時間は3時間前後です。
3週間に一度来院される際、関節・筋肉は痛いところだらけ。
「痛い痛い」と言いながらも、仕事のこと、自分の体に意識を向けられた瞬間など、過ごしてきた経過を毎回話してくださいます。
施術で身体をリセットして、また3週間全力で走り切る。そんな通院スタイルです。
CASE2
強烈な胃痛で来院された3ヶ月。持病を持っているのでコロナ禍になってほとんど外出をしなくなりました。スーパーで買った食材も40分かけて洗い、消毒してから冷蔵庫へ。
「口に入れば、勝手にウイルスは体内で死んでくれますよ」と話すのですが、聞きやしません。
こんなやり取りを僕は毎回笑ってしているのですが、なぜ笑ってできるかというと、相手に悲壮感がないからです。
自分で判断し、選択した行動ができているか
はたから見たらお二人とも健康の「け」の字もない生活ですが、本人たちはちゃんと自分で選択した行動をやり切っている。
その中で起こる不自由さはちゃんと享受しながらも、生きがい、やりがいを見出して日々を過ごしている。
僕自身共感はできませんが、最大限尊重できますし、話していてとても清々しいです。
逆にいくら一般的に身体にいいと称されることをしていても、自分で選択していない、やらされている方には、悲壮感が伴います。
そうした様子が見え隠れしたときには、違う視点を提案することがあります。
今自分がやっていることは、自分で判断し、選択した行動か。
一つこの時期だからこそ、精査してみるのはいかがでしょうか。