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腰痛とは!?④積極的解決策としての理論的な動き・トレーニング
前回までの内容はこちら
腰痛とは!?②2足歩行で歩く人間として生活している以上、腰痛とは常に隣り合わせであり宿命である
④積極的解決策としての理論的な動き・トレーニング
前回、「腎」から起こりうる腰痛の原因は弱りからとお伝えしました。
これは西洋医学にも共通しており、腰痛改善において下半身の筋力をつける事は必須です。
そこで今運動をされている方に向けて、運動強度の目安と理論的な動きを挙げていきます。
この指標に添うだけでも運動効率は格段に変わりますので是非、参考にしてみてください。
❶運動強度「ややきつい」
❷運動中の心拍数「120~130」
※「ややきつい」と感じた際の脈拍を10秒間測り、×6して計算して下さい。
運動を継続すると「ややきつい」と感じるレベルはどんどん上がっていきます。
❸上下運動
平面移動よりも階段や坂道・ステップ運動の上下歩行が効果的。
❹バランス運動
可動性の大きな手足の運動機能を高める際、
支点となる腰周りの補強が重要で、
支点を鍛えるためにはバランス感覚が大切です。
❺柔軟体操・ストレッチ・ヨガ等
姿勢筋(後ろ半身)は常に重力に逆らって機能するものですが、
そうした部位をしなやかにする為には、
重力に負担をかけずに大きく伸縮させる動作が有益です。
ではジムや運動の習慣が無い方はどうしたらいいのか。
答えは簡単。
階段をのぼる
これに尽きます。
普段の生活で是非、心掛けてみてください。
今回で腰痛特集はひとまず最後です。
このブログによって少しでも腰痛について発見・理解できた所がありましたら、あなたは腰痛改善に向けて一歩踏み出せたと考えてください。
何事にも、自分で理解して自分が主体となる姿勢が大切。
あくまで術者はあなたをサポートする立場でしかありません。
「腰痛」には関係ありませんが、私の尊敬する方の印象的な言葉です。
「全ての主人公は国民であり、国という人はいない。国民の集合体が国をつくっている。だから、国民主権であり、民主主義なのです。」
痛み・痺れのある場合、無理をして良いことは一つもありません。
身体の動き(連動性)を整え、悩まされ続けた「痛み・痺れ」を一緒に改善していきましょう。