対応症状

身体はこころを変える

あなたの辛い訴えは、必ずお身体のどこかに反応として現れます。それがこころの問題だとしてもです。その身体の反応を正確に把握し、身体を変えることがこころを変えることにも繋がると考えます。人は、人の手を借りているように見えて実は自分の力で治っています。
術者側は治療にり変化のきっかけを作り、治る為の道筋を明確に示すことが与えられた最も大切な役割です。あなたの治癒力を最大限に引き出せるよう、改善に向けて1人1人に合わせたペースで手を引いていきたいです。

シンプルイズベスト

当院が用いるのは鍼灸(はりきゅう)と鍼灸の効果を相乗させる磯井流活法(手技)、呼吸整体のみです。鍼の本数も出来る限り少なくするため、適材適所の触診に重きをおいています。施術は時間・鍼・手数全てにおいて、出来る限り少なシンプルにおこなうことがベストであると考えます。 理由はただ一つ。 患者さんの治癒力を最大限に引き出すためです。人間の身体は常に治ろうとしています。身体は私たちが思う以上に努力し頑張ってくれているのです。少しのきっかけで、身体が大きく変わる事を鍼灸(はりきゅう)で体感して頂きたいです。

動かせることで痛みは消えていく

何度も同じ痛みを経験していると、痛みをかばう不自然な動きが身体に余計な負担を掛けて、更なる痛みを引き起こすケースが多々あります。こうなると「痛み」を対象に治療・処置をおこなうだけでは、根本的な解決にはなりません。不自然動きを改善させることが大切です。筋トレをして筋肉をつける必要はありません。動作の連動性が回復し、動かせる範囲が広がると自然に痛みは改善していきます。
当院では外傷直後、骨折など安静にすべき状態を除いては出来る限り動かしながら、人としての尊厳と生活の質を維持・向上して頂けるような施術を心掛けております。

  • 痛みが出るのが怖くて、動かせない。
  • 腰が痛くなるのが怖くて、コルセットを毎日巻かないと不安である。
  • 動かない方が良いと言われたので、身体を動かす趣味は諦めた

こんな患者さんを一人でも減らしたいです。

この動作の連動性・脳のリミッターを外す術が、鍼灸(はりきゅう)の「ツボ」、活法(手技)にあります。
動作の連動性が回復するのは一瞬です。「ツボ」の即効性には分かっていながらも毎回驚かされます。

イメージをぶっ壊せ!

【鍼灸(はりきゅう)=痛い・熱い】このイメージを覆そうとするのはやめにしました(苦笑)。
患者さんの80%以上は当院で受ける鍼灸が初めてですが、「思ったより痛くも熱くなもい。」というのが大半の感想で拍子抜けされるのは事実です。その思ったより痛くも熱くも無い刺激は、細胞レベルに働きかけるため、なたが気付かないうちに辛い訴えが大きく変わります。勇気を出して来院して下さった患者さんに、安心して施術を受けて頂く配慮を決して怠ることはありません。

手を当てる医業

検査に異常が見えない・分からない・聞こえないあなたの訴えを共通に認識し、把握することが東洋医学には可能です。 そこに視覚や聴覚に頼った現代に、実際に触て「手当て」が出来る鍼灸師が仕事をしていく意味があるように感じます。

治療の流れについて

問診

1.問診

現在・過去のお身体の状態・訴えをお伺いします。
問診はお互いの考えを共有し合うマッチングの場と捉えております。今思っている事や施術に対する不安など、伝えたいことは何でもおっしゃってください。

状態の確認

2.状態の確認

当院では「痛いから動かせない」ではなく「動かせないから痛い」と考えます。
どういった動きで痛みがあるのか・痛い場所はどこか・動かせる範囲はどの程度かなど、動きの状態を把握したうえで舌診・脈診・腹診・触診によるお身体の静止した状態も診させて頂きます。

施術計画のご説明

3.施術計画のご説明

上記2点の情報を集約し、患者さんのお身体の現状と施術方針をお伝えします。

施術開始

4.施術開始

ツボへ鍼灸(はりきゅう)をおこない、状態の変化をその都度共有しながら進めていきます。
患者さんが状態の変化を理解できることで何となく効いてる感では無く、明確さが生まれ治癒力が一層高まる狙いがあります。施術者側もツボの効果の確認ができ、患者さんの最も効果的なツボを厳選できます。

養生指導

5.養生指導

施術後にお身体の状態を確認したうえで、通院ペースのご提案や生活における注意点・呼吸による養生法を共有します。