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秋風邪の対処法

2018-11-15

暖冬だな〜と思っていた矢先の昨晩、小雨とともに気温が一気に下がりましたね。

 

秋風邪引かれていませんか?

 

当院に来院される患者さんの間でも流行っている印象です。
昨日は喉風邪の患者さんに、冬以降初めて温灸を活用しました。施術後は唾を飲み込んでも痛みが緩和。身体って面白いです。

 

秋風邪の原因は乾燥と冷え

 

さて風邪にも季節ごとの特徴があります。

肺は乾燥と冷えが苦手です。
乾燥と冷えが急速に高まる季節っていつでしょうか。

 

「今でしょ」・・は古いとして、秋ですよね。

 

肺に負担が掛かると、一番は喉にきます。
秋風邪は喉がイガイガするという感覚が一番多いのではないでしょうか。

 

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咳・喉痛は夏→秋にかけての寒暖差が激しい季節の変わり目に起こりやすいです。
この喉風邪に対していつも通り病院に行き、いつも通り薬を飲んで、喉の痛み・イガイガは取れるのか?

 

これが難しいんですよ。
秋の風邪をこじらせた経験って誰もが身に覚えがあるはずです。

理由は咳・喉の痛みの原因が、乾燥と冷えにあるからです。

 

風邪→薬のインスタント思考からの脱脚

 

のど風邪で良く出される抗炎症薬は炎症を抑える、つまり身体を急速に冷却することで、炎症を取り去ろうという性質があります。

 

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身体を急速に冷却すると、乾燥と冷えを助長させそうなイメージが湧くのは容易ではないでしょうか。

 

熱にも、実熱と虚熱という2種類の熱があります。

 

実熱はいわゆる細菌やウイルスが身体のなかに入って起こるような激しい熱。
虚熱は身体を潤す水分の不足によって余計な熱が溜まるくすぶった熱。

 

実熱に抗生物質や抗炎症薬は効く場合があるのですが、虚熱は逆効果になることが多いんです。

 

提案!秋風邪の対処法

 

では秋風邪の対処法は。

 

1は睡眠。

 

2は身体を潤す食事
白菜、豆腐、豚肉、しじみ、はまぐり、あさり、蓮根、すっぽん
→要するに鍋や汁物です
はちみつ、ヨーグルトなど

 

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3は鍼灸・漢方です。
薬を飲むなら胃を温めながら身体を潤す作用も併せ持つ漢方薬がオススメです。
保険適用で煎じ漢方を出してくれる病院が阪急塚口駅前にあります。
ご紹介できますので、必要なときはご相談ください。

 

妻も今月にちゃっかり秋風邪から夜間咳に移行しました。
鍼治療を数回と横隔膜と股関節の解放を促し、うずくまり呼吸法で背中を広げるも咳が長引きます。

 

1年半振りに塚口の漢方内科に行くよう促し、大きくなった息子を先生にも見てもらえました。

※1年半前の妊娠中ドタバタ劇はこちら

 

嫌いな煎じ薬を我慢して飲んだ翌日から少しずつ軽快。
ちょうど1週間経ちましたが、ほぼ緩解したと言えそうです。

 

ご家族・周囲のご友人含め、すでに風邪を引いてしまっている方、こじらせている方は参考にしてみてくださいね。

 

風邪を長引かせない身体をつくりたい方は是非。

画像をクリックしてもらうと予約フォームに飛びます。お電話、LINEからも可能です。

 

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