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血圧の役割を考える

2019-04-20

今朝トースターでパンを焼いていたら黒い煙がモクモク上がってきて、大急ぎで消火。
トースター下のトレイを覗いてみると、ダイソンの薄型リモコンが黒焦げで出てきました。

 

息子が知らない内に入れてたんでしょう。
子供は何をしてるか分かりませんね。苦笑
大事に至らなかったのでホッとしています。

 

今日は血圧のお話。
朝にこんなドタバタがあれば僕の血圧も多少は上がっているはず。

 

血圧の役割

 

年齢問わず血圧を気にされている方って、多いと感じます。

 

血圧を正常値にしたい・・・
高血圧を正常値に戻して健康な日々を送りたい。

 

高い血圧を正常値に戻すいろいろな方法がメディア全般で紹介されています。
血圧が正常値を越すと、心臓への負荷が強くなり心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなりますので、定期的な管理が必要です。

 

当院にも簡易的なリストバンド式の血圧計を用意しており、糖尿病や慢性腎疾患をお持ちの方で、施術前に体調が優れない場合は念のため、確認をして施術に当たっています。

 

血圧ってどんな作用を身体に及ぼしているのでしょうか?

 

上の血圧は血液を心臓から身体全体に送ります。
下の血圧は血液が心臓内に戻ってくる圧です。

 

当然身体の隅々まで血液を送る上の方が高くなります。
添付画像の表が年齢に平均した血圧です。

 

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成人における正常血圧は、上が120-129、下が80-84ですが年齢に応じて、平均値は特に上の値が上昇傾向にあります。
上の血圧が年齢と共に上がる理由は、筋力や内臓の働きが少しずつ衰えて行く分、身体がバランスを取るためです。

 

40代〜70代と年齢を経ていくなかでお身体には、全く別人といって良いほどの変化が起こります。
脳血管障害、糖尿病や慢性腎疾患などの合併症がある場合を除き、血圧が30代より多少高くなることに対して、過剰に気にし過ぎる必要はあるのでしょうか。

 

血圧に捉われ過ぎない生活を

 

血圧を正常値に戻すことはもちろん大切。
ですが「血圧を薬で正常値に戻すこと」自体を目的化してしまっている方も、多いように感じます。

 

ご自分の降圧薬はどう自分の身体を、助けてくれているのか。
降圧薬の服用期間を限定していくのに、できることは何なのか。

 

※降圧薬の種類・効果・強さ・副作用がわかりやすく解説されたサイトです。
必要な方は、ご覧になってみてください。
https://port-medical.jp/media/articles/11

 

一般的には降圧薬の服用と生活習慣の見直しが挙げられますが、生活習慣の見直しとは具体的にどんなことでしょうか。
当院では生活習慣の見直しに対しては、食事や睡眠はもちろんですが、「お身体の声を聴くこと」を推奨しています。

 

食事の栄養バランスも大切ですが、栄養バランスを気にし過ぎて食べたくない時にも、「栄養バランスが足りていないから・・」と無理して食べるのは、お身体と向き合えているとは言えない気がします。

 

色々なことに対して、もう少し寛容になっても良いのになと思っています。

 

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寛容になるには、心の持ちようよりもお身体の状態を整えた方が早いです。
ちなみにはり治療は、身体の力みのポイント(ツボ)に鍼をおこなうので、結果的にあなた使用の血圧に誘導することができます。

 

高い方は程よく下がり、低い方は程よく上がるといった感じです。

 

お身体が整えば、薬の効き目も当然上がります。
降圧薬に限らず薬を飲み続けている方には、自分のお身体の状態と薬の効き目は、相乗もすれば相反もし合うことを知ってもらいたいです。

 

かつ心配や不安を感じ続けながら服用し続ける以外にも、ご自分のお身体と仲良くなりながら、服用し続ける術もあることを提案していきたいです。

 

※実際に血圧が安定した方の体験談一例です。

 

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