ブログ
身体の言い分>知識
前回までの流れはこちら
身体の声を聴く
食事量は頭と身体どちらを優先すべきか?
ここまでの流れでいくと答えは身体ですね。
身体が味噌汁1杯で満足するのであれば、そこでストップです。
1日1食、2食、3食、なんでもいいです。
ここで栄養学という知識だけを取り入れてしまうと、ストップできなくなります。
身体は味噌汁一杯でNOといっても、栄養学的には足りてません。
栄養が足りていないから・・と頭を優先して無理して食べても、結局身体は求めていないので、消化がうまくいかず栄養になりにくいんです。
風邪のときに、栄養のことを考えて3食しっかり食べますか。
お粥は栄養が足りないから・・と無理して他の食材を食べないですよね。
これ普段もそんな感じでいいと思うんです。
頭で食事する愉しみ
もちろん頭で食事をする日があっていいです。
なかったら人生面白くないですから。
自分はホテルのバイキングなんかいっちゃうと途端に頭優位になります。
美味しそうな食材がたくさん→どれだけ食べても同料金→食べなきゃ損→食べ過ぎて後悔
このループになるのは行く前から分かっています。笑
でも行きたいときがあるんです。
そうやって毎日を愉しんでいます。
今の世の中なぜこんなにもバイキングや食べ放題が流行っているかって、思考優位の人があまりにも多いからだと思っています。
身体ではなく頭を満たしたい方が多いんですね。SNSもしかり。
なのであまり情報ばかり入れて身体を放ったらかしにしていると、今のような「不健康だ」「運動不足だ」と自覚している方ばかりの世の中になっちゃいます。
食事量より大切なこと
年齢と共に食事の量が減って・・
脂っこいものが食べれなくなって・・
これも当然です。
余程のアスリートや運動好きな方を除いて、食事の量は緩やかな下降線を辿っていくことが、身体に従い節制できるている証拠といえます。
ネガティブに捉えがちですが、僕はポジティブに捉えて欲しいと思っています。
身体の言い分を聞ける良い歳の重ね方ができてますねと。
その分食欲は保ちたいです。
食欲が落ちたと感じたら生活習慣を見直す必要がありますし、治療も助けになれます。
栄養学は身体の声を聴いた上で、質を高めるために必要なものです。
食事に限らず情報は程々に。まずは身体に聞いてみてくださいね。