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知識と情報の違い

2019-03-07

初診時、患者さんにお話をお伺いすると大半の方が、ご自分の症状をネットで色々調べたり、色々な病院に行っても、自分の症状の原因を把握できていていません。

 

・五十肩が年単位の日にち薬だと信じている方。

 

・頭痛に対しての治療が、薬しかないと思い込んでいる方。

 

・打撲、捻挫した部位に対して、ギブスを数週間はめられても疑問が湧かない方。

 

症状によって辛い思いをしているにも関わらず、原因は使いすぎや、ストレス、分からないで耐え続けるのは単純に考えて不自然です。治る機会損失以上に、人生スパンでみても、大きな損失ではないでしょうか。

 

この違和感に気付けるかどうかは、情報をいかに自分ごととしての知識に変換できるかに掛かっています。
そこで今回は情報と知識の違いについて解説しながら、自分ごととしての知識を得る方法を提案していきたいと思います。

 

情報を活用するためには、知識が必要

 

情報は英語でいうとNEWSです。
NEWS=North,East,West,South

 

つまり東西南北各地で起こった事実を伝えるのがニュースであり情報といえます。(実際は情報操作しまくりの世の中ですが定義上は)

 

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情報自体に価値はほとんどありません。
だからネット上やテレビに無料で公開されています。

 

当院のブログを読んでくださっている皆さんに向けて例を挙げると、
ご自分や家族、子供が何かの病気・症状を患った→ネットで情報収集→自分で対策or医療機関探しとなります。

 

一度は経験済みだと思いますが、身体に不都合が起きた状態でネット情報を探しに行っても、ネガティブな内容、恐怖心を煽られる内容の情報しか目に止まりません。

 

そんな心身状態のときは、ネガティブなワードでgoogle検索をかけるので当然とも言えます。
知識は情報を活用するために必要です。

 

ただ情報を入れ込んでも、知識には落とし込めません。
情報ばかり頭に入ってくるけども、結局何を信じたら良いか分からないという状態は、情報を垂れ流しているだけだからです。

 

病院に行っても一緒です。

 

原因が「ストレス」と言われたときに、知識があれば疑問を抱けます。
知識がなければ、納得させられてしまいます。

 

突発性難聴・耳鳴りや、頭痛、胃腸症状の原因が不明と言われたとき、知識があれば次の選択肢を探しに行けます。
知識がなければ原因不明と言われても薬を飲み続けて、診断書に誘導された病院巡りがスタートします。

 

「ネットで何でも調べられる」というのはあくまでも情報であり、行き着く先はテレビのネットショッピングと大差はありません。

 

情報を有益に活用するための知識は、無料では得られないことがほとんどです。
僕もネット上でいくつかの有料コミュニティ(オンラインサロン)に入っていますが、無料で得られるものが少なくなってきたんだなと感じます。

 

知識を得るには本と、誰から話を聞くか

 

知識を手っ取り早く得られる方法は、本を読むこと。
それも何か起こってから慌てて読むのではなく、事前に知識として持っておく。

 

そうすれば何か起きたときに慌てることはありません。
たくさんの情報を有効に活用し、そのときの最善策を見つけることができます。

 

後は誰に情報を聞くか。
原因が分からないと言う先生に情報を聞いても、「治らない」という軽薄な情報を提示されるだけです。
「治らないんだ・・」ではなく、その先生がただ単に知識不足、勉強不足なだけです。

 

勉強をされ続けている先生であれば「残念ながらうちでは手に負えない。でも〇〇なら可能性はあるかもしれない」と他の選択肢を提示してくれるはずです。

 

大半が前者の世の中になってしまったので、普通の基準がおかしくなっています。

 

まずはこのブログを読んでくださったあなたには、是非今ここで提案した情報を有効活用していただき、あなた自身の知識に変換してもらえれば嬉しいですね。

 

知識を得るにはまず本を読むと書いたので、今回は呼吸のプロが伝える「健康ながいき」のコツ、「養生思考を身につける」をご紹介します。

 

今心身の不調・症状で悩んでいる方にとって必ず利益となりますし、呼吸をしている方であれば、読んでおいた方が良いと思います。

 

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この質の内容を1,296円で読めちゃうところも凄いですね。
鍼灸の本っていちいち高いんですよ。(部数が売れないから)

 

参考にして頂ければ幸いです。